薬王堂気まぐれ通信使№837  2022-5-1~4
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

連休に沖縄に行ってきました。
5月1日・午前11時20分に広島空港を出発し午後1時過ぎには那覇空港に到着しました。
早いもんですね~!


私がはじめて沖縄に行ったのは今から49年前、アメリカの法制下にあった沖縄が日本に復帰した翌年でした。
鹿児島から一昼夜、船底3等船便で那覇港に到着したことを思い出します。
友人との三人旅でしたが鹿児島港で出航を待つ間、場所取りに置いておいた荷物を置き引きに盗まれ着の身着のままで沖縄に上陸しました。
先ず買ったのは下着と換えの上下、海水パンツは高価だったので木綿のサラシを買って3人で分けて着けたのですが遊泳中に中年の方が近寄ってきて𠮟られます。
旧日本軍を思い出すからというのがその理由でした。
散々でしたね。
今回は那覇市周辺を歩いてみました。
先ず行ったのは漫湖公園、そこで目についた植物などを紹介してみましょう。

ホウライシダ  どこにでも繁殖しています。
バナナかイトバショウか?  公園にあるとすればバナナかもしれません。
ハスノハギリ  
テイキンザクラ
クサトベラ
ゲンペイカズラ
デイゴ
モンパノキ
ホルトノキ
フイリソウシンカ
ソテツ
ナンキンハゼ
オオハマボウ
モモタマナ  
ギンネム
ゲットウ
などなど・・
オオゴマダラを飼育している温室がありました。   


オオゴマダラ



次に行ったのは末吉公園でした。
ここには沖縄特有の植物が自生する森があり、高所に末吉宮あって年末年始は参拝者でにぎわうとのことでした。


末吉公園内の流水



クワノハエノキ
クワズイモ(花)
ホウビカンジュ   鳳尾貫衆  鳳凰の尻尾のようなシダ植物(オシダ等の根茎)
ナガミボチョウジ(実)
フウトウカズラ
ヤリノホクリハラン
オオイワヒトデ


オオイワヒトデの群落


ウスバシダ
アカギ
ハマイヌビワ
ヤブニッケイ
カエンボク
ホシダの仲間?
ハブカズラ
パパイヤ
ヤコウボク?  園芸種が逃げ出し繁殖
クロツグ
スズメナスビ  
カツモウイノデ
ガジュマル
などなど・・・


ハブカズラの巻き付く大木にホウビカンジュが着生します。


次に行ったのは那覇市の高所にある大石公園でした。
ここでは植栽された園芸用の植物も見られました。

マンゴー
ハイビスカス
ペンタス
リュウキュウマツ
モモタマナ
フクギ
ヒールンカンコノキ  
樹木1
リュウキュウイノモトソウ  胞子嚢部アップ
ヨツバムグラ?  
オオイタビ    半割カット(花嚢内部には寄生蜂の幼虫が羽化したような痕跡がある)
アコウ
トベラ
ゲットウ
ハゼノキ
サツマサンキライ
ヤブニッケイ
ケホシダ
ハスノハギリ
ツルドクダミ
ツル植物2
シマオオタニワタリ  胞子嚢群が葉先まで伸びずリュウキュウトリノスシダでもない
オキナワテイカカズラ
サクララン
キンチョウ
などなど・・・

次に世界遺産にもなっている斎場御嶽(せふぁ-うたき)に行ってみました。↑
御嶽の拝礼所看板など・・
敷地内にはイシガキチョウや流れにはオキナワシリケンイモリがたくさんいました。


アコウの実


アカギ  
タイワンウオクサギ
クロツグ
サダソウ  コショウ科の植物
オオカラスウリ
ツル植物3
樹木4  実5
タブノキ
樹木6
サルトリイバラ
ホソバタブ
樹木7
クチナシ
アコウ  実半割
ブーゲンビリア
タマシダ
樹木8
ウスベニニガナ
Giant caiotoropa

最後にてんぷら販売で有名な奥武島に行ってみました。
島の手前の店でソーキソバ定食をいただきました。


イヌビワのある奥武島海岸


モクセンナ
リュウキュウイノモトソウ  葉柄が本土のイノモトソウよりエナメル色が強い
モエジマシダ  本土にもある南方系のシダ
などなど・・・


空中ブランコに乗る


三泊四日の沖縄旅行・・
大学時代の後輩にも会えたし、いい旅でしたね。



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